7月17日より開始されると報じられていた姫路港沖で沈没したタンカー「聖幸丸(しょうこうまる)」の引き揚げ作業ですが、本日23日より実施されているとの報道が、各社から発表されました。
姫路沖の爆発事故 兵庫県姫路港沖で5月、石油タンカー「聖幸丸」が爆発し船長ら5人が死傷した事故で、沈没したタンカーの引き揚げ作業が23日、始まった。姫路海保によると、タンカーは全長約81メートルで、姫路港の沖約5キロ、水深17メートルの海底に沈没した。この日午前中には高さ約100メートルの大型クレーン船でつり上げられたタンカーの船首の一部が海面に現れた。
爆発で沈没のタンカー 2か月ぶり海上に (NHK News)
姫路沖で沈没のタンカー、引き揚げ開始 5月の爆発事故 (朝日新聞)
引き揚げを担当したのは、相生港への曳航情報が出ていた深田サルベージの「武蔵」。明日24日、台船に船体を載せて、福山港に運ぶことになるようです。
この事故では船長がお亡くなりになり、未だ意識不明の船員さんもいらっしゃるとのこと。船長のご冥福と、負傷された船員の方々のご回復をお祈り致します。