先月、深田サルベージの「富士」が伊豆の下田港に赴いて、防波堤ケーソンを据え付ける作業をするというのは、このブログでも書かせていただきましたが、気になって仕方がなかったので、つい見に行ってしまいました。
私が鉄道に興味を持ち始めたばかりの頃の花型車両「リゾート21」のリニューアル車に乗り、天気晴朗な相模灘を眺めつつ下田へ。
バス車内からの「富士」。なんとなく予想はついてましたが、今日は波が荒いため、作業が行われていないようです。こんなにいい空模様ですが、湾内とは思えないほど激しい白波が立っていました。
バスを降り、デイダラボッチの如く稜線から顔を覗かす「富士」に近づきます。
おお、動いてないけど、ここまで障害物無しに起重機船を望めるのは珍しい!!
当然のことながら、ケーソン製作ヤードには入れませんでしたが、もうここまで見れたら満足です。
ケーソン吊り上げ用に束ねられたフック。この距離から見ても、風で左右にぶらぶらと揺れてるのが、よくわかりました。こりゃ作業できなくて当然といってもいいくらいに。
市街地近くの道の駅に隣接した岸壁には、橋本組の起重機船が停泊してました。こちらも結構大きいですね。
存分に起重機船を堪能したので、滞在1時間ばかりでササッと帰路につきました。
帰りは国鉄の雰囲気が濃い185系の「踊り子」で。日曜の午後イチの便だったので、大混雑になるかと思いましたが、車内は自由席もガラガラ。さすが10両編成はキャパシティがでかい。